今回は天竜浜名湖鉄道に乗ってはままつフルーツパークまでいちご狩り食べ放題に行ってきました。いちごをたくさん食べたあとは、もうちょっと先の天竜二俣駅まで行ってミニトロッコに乗ったり、20系寝台車やキハ20系、C58蒸気機関車を見てきました。
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目的地
参考旅程
下記参考旅程は2024年1月現在の休日ダイヤを元に記述しています。
[行き]
名古屋 8:14
↓ 特別快速 浜松行き
新所原 9:22
新所原 9:32
↓ 普通 掛川行き
フルーツパーク 10:30
フルーツパーク 14:25
↓ 普通 掛川行き
天竜二俣 14:41
[帰り]
天竜二俣 15:41
↓ 普通 新所原行き
新所原 17:00
新所原 17:25
↓ 新快速 米原行き
名古屋 18:28
参考費用
大人1人+子供1人の料金で表示しています。
大人 | 子供 | |
---|---|---|
JR 名古屋⇔新所原 | ¥3,040 | ¥1,520 |
天竜浜名湖鉄道 みかんきっぷ | ¥1,430 | ¥720 |
はままつフルーツパーク 入園料(割引料金) | ¥600 | ¥300 |
いちご狩り 食べ放題 | ¥2,000 | ¥1,600 |
合計 | ¥11,210 |
旅行記
まずは名古屋駅からJR東海道本線に乗って新所原駅まで。新所原駅は豊橋駅の二つ向こうの駅で、ほとんどの時間で豊橋での乗り換えが必要になりますが、たまたま浜松行きの直通の特別快速がある時間だったので乗り換えることなく新所原駅に着きました。
新所原駅で天竜浜名湖鉄道に乗り換え。JRの改札を出て階段を下りてすぐのところに天竜浜名湖鉄道の新所原駅があります。ここの窓口で新所原⇔天竜二俣が乗り放題になる「みかんきっぷ」を購入します。新所原⇔フルーツパークを往復するだけでもこちらのみかんきっぷのほうがお得になるので、フルーツパークだけ行くとしてもみかんきっぷのほうがお得です。
天竜浜名湖鉄道の車両は1両の気動車。天竜浜名湖鉄道は両側を木に囲まれ木のトンネルのようになっているところが何か所かあったり、田園風景の中にまっすぐ伸びた線路を走って行く所が何か所かあったりと、前面展望の景色がよいのが魅力です。
また右側には時折浜名湖が見えるところもあったり、みかんの収穫時期には左側に一面のみかん畑が広がっていたりするところもあって、右側・左側とも見ごたえのある景色がいたるところに出てきます。
途中の浜名湖佐久米駅はユリカモメがたくさん集まる駅として有名だそうで、線路上やホームにたくさんのユリカモメがいて、列車は警笛を鳴らしながら駅に入って行きました。駅にはそのユリカモメを見るためにたくさんの人がいました。
1時間ほど走りフルーツパーク駅に到着。降りるときに「フルーツパーク行きますか?」と聞かれたので「はい」と答えたら割引券をもらえました。駅からはままつフルーツパークまでは歩いて10分ほどです。
本日はお昼ごはんをいちご食べ放題にするので、まずはおなかをすかせるために園内を歩きます。まずは熱帯果樹温室へ。この温室にはコーヒー、パパイヤ、バナナ、など熱帯で育つ果樹がたくさんあります。温室の中に滝や水辺もあって雰囲気も熱帯です。
温室の次は遊具のあるアクティビティエリアへ。大がかりな遊具がたくさんあり、ここだけでも子供たちは長い時間楽しむことができそうです。
十分遊んだ後、いちご園に向かいます。いちご園までは歩いていくこともできますが上り坂もありちょっと距離があるので、園内を走るトロピカルトレインに乗って行きます。
いちご園の受付で受付を済ませた後、割り当てられたハウスに向かいます。受付順に異なるハウスが割り当てられていくようで、ハウスに入った時にはほかにお客さんは誰もいなくて貸し切り状態でした。ハウスもかなり広くこれだけの広さを二人だけで?って思うくらい十分な広さがありました。正確な数は数えていませんが、途中で数えた時のヘタの量から換算して私は約60個くらい、子鉄は30個くらい食べたのではないかと思います。
いちご狩りのあとは、天竜二俣駅に向かうためにフルーツパーク駅に戻ります。
この日はさわやかウォーキングの開催日だったようで、フルーツパーク駅で乗って西鹿島駅まで通勤ラッシュの満員電車のようでした。
天竜二俣駅にはいくつか鉄道好きにはうれしいものがあります。
まず一つ目はミニトロッコ。本物の線路を利用した足こぎ式のトロッコで、自由に乗って遊ぶことができます。二つ目は昔のブルートレイン20系寝台車と、天竜浜名湖鉄道がまだ国鉄二俣線だった時代に実際にこの線路を走っていたキハ20系が展示されています。塗装がだいぶ劣化していて、車両の中に入ったりすることはできませんが、懐かしい車両を見ることができます。三つ目は駅の真正面の公園にC58蒸気機関車が展示されています。これは運転台に入ることもできます。
そのほか、駅の奥のほうに転車台があり、決められた時間に見学ツアーが開催されていて実際に転車台を間近で見学できるそうです。この日は到着したのが遅かったので見学ツアーには参加できませんでした。
帰りは天竜二俣駅から新所原行きの列車に乗ります。沈む夕日に向かって走り、1時間ちょっとで新所原に到着。新所原からは乗る列車を1本ずらして、朝と同じように豊橋で乗り換えのいらない名古屋まで直通の快速列車で帰ってきました。