だんだん寒くなってきてこれから雪も降り出す季節、ということで冬におすすめの旅を一つ。2022年の年初に長野の渋温泉にある『千と千尋の神隠し』に出てくる油屋に似た温泉宿と温泉に浸かる猿がいる地獄谷野猿公苑に行った時の記事を書いてみようと思います。
YouTube開設間もないころに作った動画なので今の動画とちょっと編集の感じが違いますが、動画をメインに記事を書いてみます。また、当時は「特急ワイドビューしなの」という名称でしたが、現在は「特急しなの」に変わってますね。
YouTube動画
目的地
参考旅程
下記参考旅程は2023年12月現在の休日ダイヤを元に記述しています。
[行き]
名古屋 8:00
↓ 特急しなの 3号
長野 11:01
長野 11:33
↓ 長野電鉄 特急ゆけむり
湯田中 12:18
湯田中駅 12:30
↓ 長電バス 渋峠行
渋温泉 12:34
渋和合橋 13:17
↓ 長電バス スノーモンキーパーク行き
スノーモンキーパーク 13:21
[帰り]
スノーモンキーパーク 16:13
↓ 長電バス 信州中野駅行き
湯田中駅 16:23
湯田中 16:45
↓ 長野電鉄 特急スノーモンキー
長野 17:34
長野 18:18
↓ 特急しなの 24号
名古屋 21:21
参考費用
大人1人+子供1人の料金で表示しています。また食費は別途としています。
大人 | 子供 | |
JR東海 青空フリーパス | ¥2,620 | ¥1,310 |
JR東海 木曽平沢⇔長野 | ¥3,380 | ¥1,680 |
特急料金(行き:指定席、帰り:自由席) | ¥5,570 | ¥2,780 |
長野電鉄 長電フリー乗車券1日用(大人) | ¥2,070 | – |
長野電鉄 ホリデーフリーチケット(小学生用) | – | ¥500 |
長野電鉄 指定席券(行きのみ) | ¥300 | ¥300 |
長電バス 湯田中駅→渋温泉 | ¥210 | ¥110 |
長電バス 渋和合橋→スノーモンキーパーク | ¥190 | ¥100 |
長電バス スノーモンキーパーク→湯田中駅 | ¥310 | ¥160 |
地獄谷野猿公苑 入苑券 | ¥800 | ¥400 |
合計 | ¥22,790 |
旅行記
名古屋駅からはまず中央本線を走る特急しなのに乗って長野駅まで行きます。始発の名古屋から終点の長野までは3時間ほどです。
中央本線は中津川を過ぎるとしばらく木曽川沿いにずっと走って行くので、このあたりの車窓はなかなかよいですね。また中央本線はカーブが多く、特急しなの号は車体傾斜装置の付いた383系で、カーブで右に左に車体を傾けながら高速で走り抜けるのもおもしろいところです。
長野駅でJRから長野電鉄に乗り換えます。
長野電鉄の特急ゆけむり号はもともと小田急電鉄で使われていた車両で、展望席がついているので、事前に展望席の先頭の席をネットで予約しておきました。
訪れた日はちょうど雪が降った後の日で、車窓からは一面の雪景色や長く伸びるつららなど名古屋ではなかなか見ることができない景色を見ることができました。
終点の湯田中駅で降りて今度はバスに乗り換えます。
湯田中駅から渋温泉まではバスで5分もかからないくらいです。
ちなみに今回は渋温泉にある『千と千尋の神隠し』に出てくる油屋に似た温泉宿を見てから地獄谷野猿公苑に行ったので、湯田中まで長野電鉄を利用しましたが、渋温泉を経由しない場合は長野駅から直接地獄谷野猿公苑までバスで直接移動することも可能なようです。
渋温泉の温泉街は静かな落ち着いた雰囲気で、足湯も所々にあり、特にこの日はつららが至る所に伸びていていい感じでした。
渋温泉から地獄谷野猿公苑までもバスで移動。
スノーモンキーパークというバス停で降りて、地獄谷野猿公苑まではしばらく歩きます。この日は雪が積もっていて道中歩きにくそうだったので、地獄谷野猿公苑の入り口のインフォメーションで売っている靴に装着するゴム製の滑り止め(?)を購入して入苑しました。ただ、この日の雪はそれほど滑りやすい雪でもなかったので、なくても大丈夫だったかなという気もします。
インフォメーションからはさらに奥まで歩いてバス停から45分ほど歩いたでしょうか。入苑すると、この日は猿たちがたくさんいて、活発に動き回っていました。時期によって猿たちが出てこない時期もあるようなので、公式サイトの情報をチェックして行くと良いかと思います。
帰りもバスに乗って湯田中駅まで移動し、帰りの長野電鉄の電車は特急スノーモンキー号。さきほどの車両とは違い元成田エクスプレスの車両です。
長野駅からはまたしなの号で名古屋まで。
今回は長野まで日帰りでしたが、やはり1泊できるのであれば渋温泉などに1泊して観光するのがよいかと思います。